連日のどすこい祭りだ。ソフトバンク山川穂高内野手(32)が、自己最長に並ぶ4試合連続本塁打を放った。西武時代の18年8月14~17日に記録して以来6年ぶり。13-4の7回1死、楽天高田の直球を左翼ホームランテラスに運んだ。1回には決勝の適時内野安打を放つなど2年ぶり2度目の1試合4安打。4番が18安打14得点の猛打を呼び、チームは7カード連続の勝ち越し。優勝マジックは31となった。

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13-4のスコアにイケイケムードだった本拠地が、どよめいた。山川の打球は大きな弧を描き、左翼ホームランテラスに着弾。「ちょっと詰まり気味でしたが、うまく押し込めた。『テラスかな、どうかなぁー』と思いながら走ってましたけど」。山川は笑みを浮かべることなくダイヤモンドを回り、4試合連続のどすこいパフォーマンス。後半戦に入り15戦9発目となる23号ソロは、記録的な1発だった。

山川の4戦連発は西武時代の18年8月14~17日に記録して以来6年ぶりで、自己最長タイ。ホークス移籍後は初だ。4試合以上の連続本塁打を複数球団でマークしたのは、03~05年にヤクルト、09、11年に巨人で記録したラミレス以来。日本人選手に限れば97、00年に広島、04、05年に阪神で記録した金本以来という快挙だ。3戦連発の段階では「だいたい4試合目というのは打たせてくれないんですよ」と苦笑いしていたが、貫禄の一撃。「まぁ、でも、本当にたまたまですよ」。FA加入した4番の謙虚な姿勢は、変わらない。

記録よりも殊勲打に納得顔だった。0-0の1回1死一、三塁。遊撃強襲の先制&決勝の適時内野安打を放った。18安打14得点の猛打はここが始まり。「今日で一番良かったのは1打席目のヒットなので。それは間違いないです。先に点を取ることができたのが全てなので。明日も1打席目からしっかり」。その後も快音は止まらず、22年8月28日以来2年ぶり2度目の1試合4安打。8月は月間打率3割3分3厘、5本塁打、12打点の好調ぶりだ。

7カード連続の勝ち越しで貯金は今季最多の33まで積みあがった。優勝マジックは31。Vへひた走る小久保ホークスは夏場も快調。4番山川の量産態勢は、なにより大きい。【只松憲】

【動画】ソフトバンク山川穂高4試合連続となる第23号ソロホームラン!もう誰にも止められない