オリックス宮城大弥(23)が51日ぶりの白星を挙げた。7回3安打無失点で、6月27日ソフトバンク戦以来の4勝目。自身ワーストだった4連敗を止め、チームを3連勝に導いた。「走者が出ても冷静にいられたことがベスト。(連敗中は)テンポが良すぎた部分もあれば、悪かった部分もあった。そうした部分を意識ながら」。投球の“間”などに工夫をこらし、得点圏に進められたのは7回の2死二塁だけ。三塁を踏ませず、本来の投球を取り戻した。
失点したことで黒星が続いたが、今季は援護に恵まれていないのも確か。試合前の段階で、9イニング換算の1試合平均援護点は2・0点だけ。特にこの連敗中は0、1、2、1点と少なかったが、気持ちは折れなかった。「ゼロで抑えていれば、引き分け以上のものしか得られない。やっぱりゼロで抑える、1になる、2になる、それだけで状況や流れも変わる。試合が決まる点数というのもあるので」。何としても点をやらないという、強い責任感で前へと突き進んだ。
この日はドジャース山本由伸の誕生日。昨年までエースとして在籍した右腕へ、後輩左腕は「おめでとうございます。なんかプレゼント待ってます。来週、僕(の誕生日が)あるんで」と逆におねだり。春先にLINE(ライン)を送ったが「既読無視されたままだった」と7月末に“追加連絡”して返信があり、少しアドバイスももらった。
苦しい時期を乗り越えたが「この先、どう勝ちに向かっていくかが大事」。CS圏の3位ロッテとは9ゲーム差あるが、少しでも可能性を広げていく。【大池和幸】
▼中嶋監督(宮城について)「1つのアウトと1球1球、今までは軽いビッグイニングを作っていたぶん、どこまでも手を抜かないで投げていた」
▼森(4回に先制決勝の8号ソロ)「(バーヘイゲンが)ストライク先行できていたので、初球は何でもいこうと思っていた」



