巨人リチャード内野手(26)が初回1死満塁から、広島先発床田のツーシームを捉えた。弾丸ライナーの打球はあっという間に左翼席へ。自身初の2桁本塁打に王手をかける9号グランドスラム。「みんながつないでくれたので絶対に打つと思って打席に入りました」。自軍ベンチに笑顔で迎え入れられた。
8月24日DeNA戦では「太田胃散」の看板直撃弾を放ち、試合前にはその1発によるビッグボードホームラン賞として同社から賞金100万が贈られた。使い道は「叙々苑。ご褒美で焼き肉食べます」と即答。「毎月食費で出費がすごいのでありがたいです」とパワーの源である食費をゲットし、ノリに乗っていた。
5月にソフトバンクから電撃トレードで加入し、出場試合数はキャリアハイを更新し続けている。1軍の舞台で経験を重ね「疲れはある」と本音を漏らすが「それよりも感謝。使ってもらってるんで。使ってもらっているうちに期待しているものを1本でも多く出せるように」と充実したシーズンを、最後まで走り切る覚悟はできている。
3位DeNAとは1・5ゲーム、4位中日とは6ゲーム差。熾烈(しれつ)なCS争いのなか、チームは3連勝。「絶対に(2位で)行くぞ」。2位死守へ、ロマン砲が打線を引っ張る。



