立大が東大に快勝した。立大打線が20安打17得点と大爆発。今秋ドラフト候補の山形球道外野手(4年=興南)が2本塁打を含む5打数5安打でチームをけん引した。

春の3冠王が実力を発揮した。1点リードで迎えた3回先頭の第2打席。カウント3-0から東大・松本慎の直球を捉え、右翼席に運んだ。山形の勢いは止まらない。5回1死一塁から右翼への2ラン。「練習でやってきたことができたなっていう打席だった」とうなずいた。

今季は開幕から6試合で22打数4安打、打率1割8分2厘と苦しんだ。「開幕前から本当に調子を崩してしまった。軸足がぶれていたり、小手先だけのスイングになったりしてしまった」と自己分析。試合のない空き週の間、調子が良かった時と現在のバッティングを動画で比較し、軸足の位置などを修正した。「調整した中で、自分の中で状態は上がってきているなっていう気持ちはあった」と、その実力を存分に発揮。打率を一気に、3割3分3厘まで引き上げた。

ドラフト会議まではあとわずか。「あまり意識はしないようにしたいんですけど。もう時間もないので、最後アピールできたらと思っています」と山形。復活した主砲がバットで存在感を示す。