ヤクルト先発山野太一投手(27)がリーグ単独トップの5勝目を挙げた。6回5安打1四球5奪三振無失点。今季6試合目の登板で5勝1敗となりはやくも昨季のキャリアハイに並んだ。
「全体的にしっかりいろんなボール使いながら攻められた。去年のオフからやってきたことに、今のところはしっかり結果がついてきている。いい去年からの過ごし方をができているんだなと思っています」
いきなり2点の援護を受け初回から点を与えない投球。2回は走者を出しつつ、3回は3者凡退で抑えた。
4回はダルベックを遊ゴロ併殺に打ちとった後の2死走者なしで、フルカウントからのきわどい球で四球。マウンドを降りかけた後にしゃがみこんで悔しそうにした。連打を許し2死満塁となったが吉川を一ゴロ。「試合の勝敗を分けるすごく大事な場面。100%の力をしっかり出して抑えた。今までだったら気にしちゃったりする。内野の皆が切り替えてという声かけてくれたりしてくれた。パッと切り替えて、満塁までいったけど、しっかり最後に抑えられて良かった」。その後は5、6回は3人斬りで降板した。
打線は先制、中押し、ダメ押しと効果的に点をとった。まずは今季初1番スタメンの並木秀尊外野手(27)。巨人先発の竹丸が投じた146キロ直球を捉えた。燕党の待つ左翼スタンドへの先制の1号ソロ。デビューから前回登板までの5試合で被本塁打ゼロだったルーキー左腕からの1発はプロ初の初回初球先頭打者本塁打となった。20年ドラフトの同期入団で同学年の山野は「試合前に『まず1点とってくるわ』と言ってきて本当にとっちゃって。すごくカッコよく見えました」と称賛。並木は「言ったら本当にそうなったのでびっくりした。初球から思い切っていくぞと思った結果がホームランで良かった」と振り返った。
さらに1死一、三塁から増田珠外野手(26)が左前打を放ち、この回2点を先制した。6回は山野、並木と同期入団の内山壮真内野手(23)が左越えの2号ソロ。「すごくうれしい。山野さんもすごく頑張ってくれていた。なんとか追加点をとれて良かった」。7回は2死二、三塁から鈴木叶捕手(20)が右中間への2点適時三塁打を放った。
ゴールデンウィークは白星で締め、9連戦は5勝4敗。池山隆寛監督(60)は「連戦の中で選手たちはよく戦ってくれた」とたたえた。巨人戦も開幕から3カード連続で勝ち越しとなった。



