日本ハムが今季最多タイとなる12得点で快勝した。今季初の3安打猛打賞となった野村佑希内野手(25)には、ちょっとした“秘訣(ひけつ)”があった。
「キヨさん(清宮幸)がお母さんに『ショウブ湯に入りなさい』って言われたと言っていて」。前日5日の試合後、清宮幸と食事に行った帰りに仙台のスーパーでショウブを探し回った。が、結果は取り扱いなし。ショウブ湯には入れなかったが「キヨさんいわく、ショウブを探したという行動に価値があったらしい。それに、あやかってという」。そう、5日は端午の節句。ショウブの根や葉が入った湯船につかり厄を払うという、古来の伝統で“勝負運”もゲットしようとしたわけだ。
3日ぶりの出場となった野村だったが、効果はバッチリ。5番に座り「得点圏だったり、重要な場面が増えるなと思っていた」と、6回の適時二塁打につなげた。出場機会がない日は「しっかり自分のために時間を使うと決めている。悔しい気持ちもありますけど、試合で100%のパフォーマンスを出せるよう準備をして、納得した形で1日を終えたい。ぶれそうな日はありますが、うまく向き合いながらできている」。
ショウブ湯には入れなくても、勝負に挑む準備は心身共にできていた。【中島宙恵】



