オリックスの1軍に帯同していた新人の西川雅人投手(26=愛媛マンダリンパイレーツ)と高島毅内野手(22=青学大)が1日の阪神戦(高知)終了後、神戸に戻った。3日からの教育リーグに出場するための2軍行き措置。しかも航空券を確保できず、過酷な陸路移動を強いられた。

 「飛行機、いいなあ」と西川がつぶやいた。この日に帰神したのは7人だが、当初の予定人数を上回ったため、チケットが5枚しか確保できなかった。2軍行きで落ち込む新人たちにはまさに「追い打ち」となった。

 2人とも即戦力として入団し、アピールを続けてきた。今回は2軍で実戦経験を多く積ませる意味合いが強いが、1軍を離れる悔しさがある。西川は「やるしかない」と気合を高め、高島は「また上でやれるように頑張る」と前向きだった。神戸の寮までは岡山行きの特急「南風」と新幹線、地下鉄で所用約4時間。寂しく揺れる哀愁列車から2人の逆襲が始まる。【柏原誠】

 [2009年3月2日11時27分

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