<ヤクルト0-2ソフトバンク>◇15日◇神宮

 ソフトバンクの本多雄一内野手(25)がスーパーキャッチでピンチを未然に防いだ。8回裏1死走者なしの場面。2番宮本の打球は右前安打に思われた。だが、二塁本多が背走しつつタイミングを合わせ、ジャンピングキャッチ。着地では上半身をグラウンドで強打しながらボールをこぼさなかった。「胸も打って、肩も打ったけれど大丈夫。(投げているのが)ファルケンボーグでも、あとが主軸だったし、1人も走者を出したくなかった」。2点リードの一戦だけに美技の価値は倍増だ。

 [2010年5月16日10時49分

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