小島聡(47)が流血事態に怒りを爆発させた。22日のシリーズ最終戦(後楽園ホール)のシングルマッチで対戦する本家「ロス・インゴブレナブレス」のルーシュ(29)との最後の前哨戦に4対4のタッグマッチで臨んだが、待っていたのは大出血だった。

 試合開始とともに場外で激しくルーシュを痛めつけ鬼気迫る表情を見せ、マシンガン・チョップを見舞っても不敵に笑い、「いっちゃうぞ、ばかやろー」の大合唱を決めたまでは良かったが、不意打ちを受けたのは自軍の川人拓来がルーシュに3カウントを聞かされた後。試合中のフラストレーションを場外でのパイプ椅子攻撃に昇華させたルーシュの殴打を受け続け、頭と右手から血がしたたり落ちた。深まる因縁-。

 血を流しながらのバックステージでは、いきりたった。「ふざけんなこの野郎! おもしろいことやってくれるじゃねえか。明日、楽しみにしておけ。おい、こんなんじゃ済まさないぞ! お前みたいな元気な若者は、俺の大好物だ! お前のことをめちゃくちゃにしてやるからな」と布告した。