5日に一夜限りの現役復帰を果たすプロボクシング世界3階級制覇王者亀田興毅(31=協栄)が2日、都内の所属ジムで練習を公開した。日本ボクシングコミッション(JBC)の規定上、選手ライセンスを取得できなかった元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)とスパーリング形式での試合に臨む。なお細部の試合ルールなどは4日の前日計量までに決まる。

 JBCの公式戦として認められなかったことを受け、興毅は「いい形で試合できる方が良かったけれど、リングに上がれば一緒。認める、認めないは関係ない。ポンサクレックにKOで勝つ。亀田家の運命を狂わせたわけやから」と明確な勝利にこだわる姿勢。現役時の口調に戻し「ポンサクレックとはレベルが違う。誰かに判定してもらうまでもない。完全にKOするよ。完全KOで10カウントゴングで倒して、ボクサー亀田興毅を終わらせたい」と気持ちを高ぶらせた。

 バンタム級リミット(52・1キロ)まで、減量は約8キロほどあったという。久しぶりに味わう苦しみを感じながらも「1月からトレーナーと体をつくり、減量も新しい方法でやってきた。過去最強の亀田興毅をみせたい」と“ラストファイト”を楽しみにしていた。