同級王者の鈴木菜々江(26=シュウ)が初防衛に成功した。

 同級1位の荒瀬あかり(36=ヨシヤマ)の挑戦を受けると、序盤から手数多く攻め込んだ。パワーある挑戦者に手を焼きながらも、積極的に前に出て連打も繰り出し、3-0の判定勝利を収めた。

 V1王者となった鈴木は「東洋太平洋のランキングにも入っているので、東洋太平洋の王者とも試合がしたい」と2本目のベルトを目指す意欲を示した。

 試合後には、同日に日本同級5位葉月さな(34=YuKOフィットネス)を判定で下し、プロデビューを飾った松田恵里(24=TEAM10COUNT)から挑戦状をたたきつけられたものの「会長とも相談して決めたい」と言うにとどまった。