総合格闘家の山本美憂(45)が、同じ米国・グアムを拠点とする総合格闘家カイル・アグォン(31)と婚約したことが22日、分かった。新型コロナウイルスの影響で休業となっているグアムの公的機関が再開した後、婚姻届を提出する予定。山本は、4度目の結婚となる。

山本は過去にJリーガー池田伸康、格闘家エンセン井上、アルペンスキー選手佐々木明の3人と結婚。池田との間に長男アーセン、佐々木との間に次男アーノン、長女ミーアと、2男1女を授かった。19年にはアーセンの長女が生まれ、初孫もできた。

16年にレスリングから総合格闘技に転向し、18年からは弟の故山本“KID”徳郁さんが胃がん治療を受けていたグアムへ移住。そこで、アグォンの指導を受けるようになり、公私のパートナーとなった。今年1月の日刊スポーツのインタビューでは「(恋愛は)生活の一部。自分が幸せであるために必要」と話していた。

米国出身のアグォンは、08年にプロデビュー。17年からはパンクラスに参戦。RIZINでは美憂、アーセン親子のセコンドを務めるほか、今年2月の浜松大会に初参戦し、判定で敗れた。

◆山本美憂(やまもと・みゆう)1974年(昭49)8月4日、横浜市生まれ。72年ミュンヘン五輪に出場した父郁栄氏の指導で、小3でレスリングを始める。91、94、95年世界選手権優勝。04年アテネ、12年ロンドン、16年リオデジャネイロと3度五輪を目指すも届かず、16年に総合格闘技に転向。42歳でプロデビューする。プロ戦績は6勝4敗。156センチ、49キロ。