米プロレス団体WWEは13日(日本時間14日)、女子のSarray(25)が、来週NXTでデビューすることを発表した。日本で「Sareee」の名で活躍していたSarrayは、昨年2月にWWEと契約していたが、コロナ禍で渡米が延期。その間はシードリングなど日本の団体に参戦しながらトレーニングを続けてきた。今年1月末の大会を最後に準備に入り、2月に渡米。3月18日に正式契約を結んだ。

158センチ、60キロと小柄ながら、メンタルの強さでは誰にも負けない。中学卒業後にプロレスの門をたたいた。周りからはやっていけるか不安の声も聞く中「変わることはなかった」と意志を貫いてきた。15歳でディアナでデビューし、女子プロレスを引っ張る立場となり、18年に初タイトルを獲得した。

WWE入団が決まってからは、多くのレジェンドからエールをもらった。昨年11月にチャリティ精神を受け継ぐ初代タイガーマスクの佐山サトルから特別マスクを伝承。さらにアントニオ猪木やジャガー横田らにも会って魂を注入された。「日本の女子プロレスのすごさを見せ、世界の頂点に立ちたい」という決意を胸にトレーニングを重ねてきた。自身のツイッターでは左ハンドルで運転する姿をアップするなど、生活にも徐々に慣れてきた。渡米して2カ月、Sarrayが満を持して夢のリングに立つ。