ファンキーエクスプレスの「キング」となった谷口周平ことキング・タニーが、力強い戦いを見せた。
象徴である王冠をかぶってヨネ、斎藤と6人タッグマッチに出場したタニーは、試合前にレフェリーから取るように促されたが、そのまま戦いたいのか、一瞬拒み、さみしそうな表情。それでも2番手でリングに上がると、若手3人をボディースラムでリングにたたき落とし「ウホ、ウホ」と得意のゴリラポーズを見せた。
最後を締めたのもタニー。右手を大きく突き上げ勝利を確信。仲間2人が場外で宮脇、岡田を仕留めている間、リング上で矢野の首を強烈なワイバーンクラッチで絞め上げ、ギブアップを奪った。
頼もしいキングの活躍にヨネは「いい感じだ」と笑顔を見せ、斎藤も「ファンキーエクスプレスのランドマークだ」と手応えを感じた。褒められたタニーは照れくさそうにしながらも元気よく「ここから立ち止まることなく、レッツファンキング!」と叫び、3人でポーズを決めた。
26日の配信マッチで杉浦軍と4対4の対決。すぐに3人を退場させ、勝利目前ながら、杉浦1人相手に敗れた。ヨネが「このユニットにはリーダーがいない」と、ユニットを引っ張る存在がいないことを懸念。翌27日に急きょ井上を含めた4人でキング決定の4WAYマッチを行い、タニーが勝利を収めた。
「リーダーとはちょっと違うが、自分がしっかりしていれば大丈夫」と控えめながら自覚を見せた。名前に冠を付け「キング・タニー」と改名。ヨネは「最も似合う男が(キングを)取った」とタニーをたたえた。
新たなキング誕生とともに結束力をさらに強めたファンキーエクスプレス。その頂点にいるキング・タニーがノアのリングで新たな旋風を巻き起こす。【松熊洋介】

