勝ち点6で無敗同士の1戦は、IWGPジュニアタッグ王者の石森太二(38)、エル・ファンタズモ(34)組が、タイガーマスク、ロビー・イーグルス組に勝利し、優勝に王手をかけた。

今シリーズ前から全勝優勝を宣言していた王者組が、終盤の逆転で全勝を守った。軽快な動きのタイガーマスクに石森が捕まり、タイガードライバー、ツームストンパイルドライバーなど次々と技を浴びた。ところが、返すのが精いっぱいの石森をファンタズモが援護。いつも通りの“疑惑の右足”を振りかざし、タイガーマスクをKO。復活した石森がBone Rockで絞め上げ、レフェリーストップで単独首位を決めた。ファンタズモは「明日(17日)も勝って5連勝だ。最初から俺たちが全勝優勝だって言ってるだろ」とノリノリだ。

優勝が目標ではない。優勝後はタイチ、セイバーJr.組のヘビー級タッグとの2冠を視野に入れる。石森は「階級の壁を越えてやる」と話し、ファンタズモも「俺たちはこの20年間で最強のジュニアタッグ。シングルとしてもトップ5に入る」と豪語する。17日は3勝1敗で追う、金丸、デスペラード組と対戦。今年1月に勝利し、IWGPジュニアタッグ2度目の戴冠に成功したが、2月に挑戦を受け、すぐにベルトを奪われた。ファンタズモは「お前らが強いのは分かっているが、主役は俺たちだ」と余裕を見せた。宣言通りの全勝で王者の貫禄を見せつける。【松熊洋介】