K-1ウエルター級王座決定トーナメント1回戦で、寧仁太・アリ(22=K-1ジム総本部チームペガサス)が小嶋瑠久(22=PURGE TOKYO)を撃破し、準決勝進出を決めた。

身長で12センチ上回る寧仁太は距離を詰めて小嶋と激しい打ち合いを展開。体格差を生かしながらのパンチ、至近距離からの右ヒザ攻撃で攻め込んだ。3回を戦い抜き、3-0(30-29、30-28×2)の判定勝利を飾った。

ガーナ人の父、日本人の母を持つ寧仁太は7歳の時、難病のペルテス病を発症したものの、過酷なリハビリ生活で病気を克服した。プロサッカー選手を目指していたが、K-1ジム総本部に入門して格闘家へ転向。21年3月のケイズフェスタ4大会DAY2からK-1に参戦していた。