昨年12月、詐欺の疑いで兵庫県警垂水署に逮捕され、釈放後に謝罪と復帰会見を行ったぱんちゃん璃奈(28=フリー)がリング復帰に向けて計量パスした。5日のKNOCK OUT2023 SUPER BOUT“BLAZE”(東京・代々木競技場第2体育館)でBreaking Downの「土木ネキ」こと坂本瑠華(24=スナイパーセキュリティー)との53キロ契約体重エキシビションマッチ2分2回(パンチのみ特別ルール)を控え、4日に都内で前日計量に臨み、両者そろって52・75キロでクリアした。
計量後、会見に臨んだぱんちゃんにとって昨年3月、KNOCK OUT-BLACK女子2階級制覇を懸けた喜多村美紀との女子ミニマム級王座決定戦以来のリングでもある。「この1年間、本当にたくさんの方に、ファンの方、そして応援して、力を貸してくださっている方に心配とご迷惑を本当にたくさんかけてしまって、こうやって1年ぶりにリングに立てるのが本当に夢のようです。KNOCK OUTの団体のみなさん、対戦相手の坂本選手、お客さん、本当にありがとうございます。1年ぶりのリングですが、1年前よりもめちゃめちゃ強くなっているので、その姿を必ずお見せします」と謝罪と感謝の言葉を続けた。
詐欺の疑いで逮捕されてから短期間でのリング復帰に批判的な声もあるが、ぱんちゃんは「今回の試合はエキシビションですが、間違いなく一番注目されていると思っているので、逆にチャンスだなと思っています」と前向きな姿勢。試合形式は勝敗決定、判定はなしではあるものの、試合続行不可能となった場合、試合終了となる「KO決着」はあるため「必ず4分で倒します」とも口にした。
今回は蹴りなしのパンチのみというボクシングに準じたルールになった。昨年4月、左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂で手術を受けており、キックの練習は1カ月前から練習再開したばかり。ぱんちゃんは「(蹴りは)まだ正直7割ぐらいかなと思っている。(パンチは)最後にリングに立った時より150%ぐらいになっています。めちゃくちゃ伸びています」と自信を示していた。

