立ち技打撃格闘技のRISEは「RISE174」のメインイベントでRISEバンタム級(-55キロ)タイトルマッチ(3分5R無制限延長R)を開催。
挑戦者・大崎孔稀(24=OISHI GYM、同級1位、BOMバンタム級王者、WMCスーパーフライ級王者、J-NETWORKスーパーフライ級王者)が、5年もの長期政権を築いていた王者・鈴木真彦(26=フリー、第7代RISEバンタム級王者、WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、HOOST CUP日本バンタム級王者)を判定3-0で下し、うれしい初戴冠を果たした。
これで大崎孔は、RISEスーパーフライ級(-53キロ)王者の兄・一貴(27)とともに、RISE史上初の兄弟王者となった。
大崎孔は立ち上がりから鈴木の直線的なスタイルに対応。ロープ際に追い込まれても、くるりと体を入れ替え、その瞬間にまとまったパンチをたたき込むなど、王者に流れを渡さなかった。
中盤から終盤にかけても的確に鈴木にパンチを食らわせ、KO決着こそ逃したものの大差での判定勝利となった。
試合後には感極まって涙を流し「獲ったぞー!」と絶叫。兄弟2人で目を潤ませて抱き合った。
大崎孔はその後のインタビューでは「本当に(兄弟王者を)ずっと目指してて、お兄ちゃんも僕を信じて待ってくれてたんで。やっと、こうして形になったんで。本当にうれしいです」と笑顔を見せた。
「小さい頃は兄とめちゃめちゃけんかしました。体の大きさが違うので、毎回下敷きになってボコボコにされて(笑い)。でも今だったら僕の方が階級が上なので、ワンチャンいけるかもしれないです」とニヤリとした大崎孔。兄の大崎一は16日の「RISEワールドシリーズ2023ファイナルラウンド」(両国国技館)でジャルンスック・ブーンラナームエタイ(タイ)との対戦を控えるが、大崎孔は「最高のバトンを渡せたんじゃないですかね。問題なく勝ってくれると思います」と話した。
大崎孔は「今、55キロって4強ってずっと言われてて。RISEだったら鈴木選手、志朗選手、K-1だったら金子選手と玖村選手なんで。でも4強じゃないぞっていうところを今回見せられたと思うんで。誰が来ても勝てるように準備するだけかなと思います」と、今度は自分が同階級をけん引していく心構えを示した。

