総合格闘家の「バカサバイバー」青木真也(40)が急きょ変更となった対戦相手に快勝した。試合当日、しかも開始予定時間の数時間前にセージ・ノースカット(27=米国)から急きょ変更となった元ONEバンタム級王者ジョン・リネカー(33=ブラジル)と総合ルール無差別級5分3回に臨み、1回3分0秒、スタンド式裸絞めでギブアップに追い込み、一本勝ちを収めた。
21年に対戦予定だったノースカットと待望の対戦実現だったはずが、ノースカット陣営のセコンドの不測の事態で欠場。リネカーとの対決を受けた気持ちを問われた青木は「何ってたって、チャトリ(・シットヨートンCEO)に12年間、世話になって、社長と従業員の関係になった。チャトリにお願いします、と言われたらやるしかねえだろ」としゃがれ声で口にした。
体格で上回る青木は1回、落ち着いてタックルに入ってテークダウンに成功。裸絞めなど得意の寝技を展開すると、マウントを取って右拳の鉄ついで追い込み、最後は背後からのスタンド式裸絞めで一本勝ちした。ホームとなる日本での試合を終え「20年(格闘技を)やってきました。万感の思いです。一言、ありがとう。それだけです」と感慨深げ。同CEOからのボーナス(KO/一本)の5万ドルを受け取り「もらいました、ありがとうございます。僕がONEを愛したように、ONEも僕を愛してほしい」とメッセージを送っていた。

