Wメインイベント2で新日本プロレス社長の棚橋弘至が、プロレスリング・ノアを運営するサイバーファイトの副社長を務める丸藤正道(ノア)とタッグを結成。双方の団体の現在~未来を担う清宮海斗(ノア)&大岩陵平と対戦した。

棚橋対清宮で始まった試合は終盤、清宮と大岩がシャイニングウィザードとジャーマンスープレックスの合体技で棚橋を追い詰めた。丸藤がカットに入ると、今度は大岩が棚橋にドクターボム。棚橋がこれもカウント2で返すと、大岩がスリーパーホールドで捕獲し、THE GRIPを狙った。

棚橋がこれを逃れると、入ってきた丸藤が大岩にトラースキック。弱った大岩に棚橋がスリングブレイドを浴びせた。棚橋は大岩にハイフライアタックをさく裂させると、入ってきた清宮にはドラゴン張り手。すると丸藤も清宮にトラースキックをたたきこんだ。

最後は棚橋がコーナートップからハイフライフローを大岩に発射。丸藤も清宮に不知火を浴びせ、棚橋が19分10秒、大岩から3カウントを奪って勝利した。

試合後、棚橋はバックステージで「僕はリング上では常に元気で、疲れずに、見に来ていただいたファンを、少しでも、楽しんでもらって…」と話しながら瞳を潤ませ、「プロレスってほんとに、本当にそういうものだと信じてやってきたから。まだ早いよ。まだ6月だから。すいません、僕のせいです。大丈夫です。もう大丈夫です」と涙をぬぐった。

棚橋は続けて丸藤について「どうしても丸藤選手の素晴らしい動き、運動能力、そういったものに比べて、自分は全然届いてないなっていう思いがあったんで。団体を越えた意識、選手として意識してましたね。そして、こうして今日組めるっていうのが、長くやってる、プロレスをずっと続けてきたご褒美かなって思います」と言及。

さらに対戦相手の清宮&大岩については「清宮選手もちょっと見ない間にすっごい変わってるし、大岩はほんとにあの体にエネルギーを、無限のエネルギーをため込んだ、ほんとに新日本の中でほかになんか似てる選手がいないというか。まあ強いてあげるなら棚橋の若い頃のような」と話して胸を張り、「いや、誇張しすぎたな」とメディアを笑わせた。

その後、今大会に出場していたドラゴン・キッド(DRAGONGATE)が「今日はちょっと棚橋さんにお願いがりまして」と登場。目のケガから復帰した、棚橋の大垣西高野球部の後輩でもある吉岡勇紀の心に再び火を付けるため、7月13日のDRAGONGATE神戸ワールド記念ホール大会へ参戦してほしいと要請した。棚橋も「はい、やります。かわいい後輩ですし。任せてください」と了承。神戸で棚橋&ドラゴン・キッドVS吉岡&ドラゴン・ダイヤ戦が行われることが決定した。【千葉修宏】