渡辺未詩が難敵らくを下して安堵(あんど)の表情を見せた。

さかのぼること1月25日、場所は同じく新宿FACEでおこなわれた3WAYマッチで渡辺はらくの変幻自在なファイトに終始翻弄(ほんろう)され、コーン標識をかぶせられた間に勝ち星を譲っていた過去があり、今回の組み合わせが決定した時点で警戒を強めていた。

その予感は大的中。同じアップアップガールズ(プロレス)を結成時から支えている同期なだけに「らくちゃんには全部知られている」。さっそく子守唄で眠らされたばかりか、大好きなチョコレートを撒き餌とばかりに設置され、目が覚めてそれを追っていった先でコーン標識をかぶせられ、あわやリングアウト負けの事態に。

さらに終盤にはコーン標識をかぶせられたままフロント・ネックロックを極められてしまったが、なんとコーン標識をかぶったまま、体勢を切り返してジャイアントスイングに持ち込む力技で最後は圧倒。ティアドロップで下して初戦を突破した。

試合後、渡辺は安堵の表情で「ここが一番怖かったです。未来の自分もたぶんそう言います。でもここを突破できたからいける気がします」とコメント。「勝ち進んでベルトに届くように頑張りたい」と力を込めた。