第12試合でRIZINワールドGP2025フライ級(-57キロ)トーナメント準決勝が行われ、“塩漬け”が代名詞の扇久保博正(38=THE BLACKBELT JAPAN)が、強豪アリベク・ガジャマトフ(24=ロシア)にほぼ何もさせず完封。判定3-0で、大みそかに行われる予定の決勝へコマを進めた。ガジャマトフはこの試合までプロ通算6戦全勝全フィニッシュだったが7戦目にして初黒星を喫した。
扇久保は初回からガジャマトフをテイクダウンし、上からコツコツと打撃を落とした。2回の立ち上がりには何度もタックルを切られ続けたが、しつこくテイクダウンを狙い、7度目のトライでガジャマトフを倒し、上からパウンドを降らせた。
3回にも、38歳のどこからその体力が出てくるのかというほどのスタミナで、何度もテイクダウンを狙い、ようやく倒すとパンチを振るい、さらに終了間際には肩固めも狙った。結局、KOや一本勝ちはできなかったが、最後まで扇久保が優位に試合を進め、ガジャマトフに決定的な攻撃をさせなかった。
扇久保は試合後のマイクで「必ず優勝します。そしてこれが僕の生きざまです。これからも応援してください」と、自らのMMAに胸を張った。

