<女子プロボクシング:WBCアトム級タイトルマッチ>◇14日◇東京・後楽園ホール◇1020人

 王者小関桃(31=青木)が同級1位ノラ・カルドザ(30=メキシコ)に大差判定勝ちし、12度目の防衛に成功した。

 両者ともに序盤のバッティングで流血も、小関が的確なパンチで試合をコントロール。終盤にはロープ際に追い込み、連打を浴びせるなど圧倒した。国内最多の具志堅用高の連続防衛記録に王手も、内容には不満顔。「万全の状態に仕上げてきたのに、練習してきたことが出せなかった。一から出直します」と肩を落とした。