<プロボクシング:東洋太平洋ライト級タイトルマッチ12回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

 日本ライト級王者の石井一太郎(26=横浜光)が2冠を制した。東洋太平洋同級王者ランディ・スイコ(フィリピン)に挑戦し、2-1の判定勝利で王座奪取に成功した。世界挑戦経験もあるスイコに要所で左フックの強打を決めた。石井は21勝(16KO)2敗1分け。

 石井は6回にスイコの左アッパーを浴びて鼻から大量に出血。息ができない苦しい展開だったが、足を使い、左フック、左右のボディーなどでポイントを重ねた。約1カ月間のメキシコ高地合宿で養ったスタミナが生きた。WBC7位のスイコを破っての2冠で世界ランクも獲得。3月の日本王座に続くベルトに「今年はいい年になりました」と笑顔を見せていた。