大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)に向けた計4日間の合同稽古の最終日が両国国技館内の相撲教習所で行われ、大関正代(29=時津風)は朝乃山との大関同士の三番稽古で締めくくった。

相手得意の右四つ、左上手を許す場面が目立ち、計15番で5勝10敗と振るわなかった。「攻められていない。自分の形になったときは割と前に出られるけど、それ以外の形だと厳しかった」と振り返った。朝乃山との三番稽古は初日の19日以来。「自分としてはだいぶ疲れて、モチベーションも初日、2日目に比べるとちょっとそこまでの感じだったので。とりあえずけがしないように、本当あまり無理しないようにしました」と、自身の状態を見極めて臨んだ。

26日が番付発表で夏場所まで約2週間となり、日本相撲協会の外出規制も一段と厳しくなる。「そこはストレスにならないように、何かリフレッシュにつながるものを見つけていけたらいいなと」。アニメ鑑賞などが趣味で「あまり日ごろから外に出ないので、録りためるってしてないんです。日ごろから消費しちゃっているので。また探さなくちゃと。また探して、ルーティンができたらなと思います」と、リフレッシュに向けて興味のある作品を探す。

今月9日に完結した人気漫画「進撃の巨人」も候補に挙がるという。「途中までは見ていたんですけど、完結したということでまたその続きから読むというのも有りかなと。1回漫画で最新刊に追い付いたときにためて読もうと思ったら、あれよあれよと完結しちゃったので。一から読むのもいいですし、アニメで振り返るのもいいかな」とプランを練っていた。