大関正代(29=時津風)が会心の内容で初日を飾った。
先場所まで4場所連続で関脇の地位を守っていた東前頭2枚目隆の勝に対して、立ち合いから一方的な展開。踏み込んですぐに左をのぞかせると、出足の勢いそのままに寄り切り。「立ち合いの1歩から圧力をかけられた。そのまま攻めることができました」と納得の攻めだった。
先月27日に名古屋入り。今場所は昨年春場所以来の地方場所、19年以来2年ぶりの名古屋開催となる。「少しでも早く(新型コロナウイルスの感染拡大が)落ち着いて、地方場所が充実したらいいなと思っている」。
熊本県宇土市出身。昨年の熊本豪雨災害からは1年が経った。「まだまだ災害の傷痕が残っていると思うので、いい相撲を取って地元の人に元気になってもらえたらいい」。今場所が大関在位5場所目。故郷への思いを胸に、好成績を誓った。

