西前頭4枚目の隆の勝が一山本を押し出し、2桁10勝目をあげた。立ち合いを制した隆の勝は引いてきた相手を一気に押し出した。ただ1人2敗を守り、単独トップで残り3日。初優勝も現実味を帯びてきた。

東前頭6枚目の宇良が大関貴景勝を破り、1差3敗を守った。貴景勝は6勝6敗の五分となった。

西前頭12枚目の佐田の海も志摩ノ海を押し出し、3敗を守った。

横綱照ノ富士は関脇若隆景をきめ出して3敗を死守。6敗目の若隆景は今場所の2桁勝利がなくなった。

大関御嶽海は関脇阿炎に押し出され、5勝7敗と後がなくなった。

すでに7敗を喫していた大関正代は翔猿と同体取り直しの激戦の末、押し出しで破り踏みとどまった。