日本相撲協会は2日、新型コロナウイルスの影響で、西前頭4枚目の高安(32)ら田子ノ浦部屋の力士が名古屋場所(10日初日・ドルフィンズアリーナ)を休場すると発表した。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、同日にPCR検査を行ったところ、新たに幕下以下の力士1人の陽性が判明した。同部屋では既に高安と幕下以下の力士1人が新型コロナの感染者が出ており、これで3人目となった。

名古屋に乗り込むことが困難になったと判断した師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が「休場させたい」と要請し、同協会執行部が了承した。