角界初の東大出身力士で東序ノ口16枚目の須山(24=木瀬)が、東序ノ口15枚目沢勇(45=式秀)を突き倒しで下し、序ノ口デビュー場所で白星発進を飾った。立ち合いで低く当たって相手を起こし、突きながら一気に前に出て突き倒した。「しっかり当たっていこうと思っていた。(白星で)良かったと思います」と振り返った。

須山は5月の夏場所で初土俵を踏み、前相撲で3連勝して一番出世を果たした。今場所から番付表にしこ名が載り「番付表とか大相撲アプリで自分の名前を見た時に力士になったんだなと実感した」としみじみ。角界入りしながらも、現役東大生の4年生として卒業論文に励むなど二足のわらじを履く。今場所は地方場所のため大学には通わないが「オンライン授業はあるので」と学業も欠かさない。

序ノ口デビュー場所の目標について「もちろん優勝です」と7戦全勝優勝を掲げた。部屋では幕下や三段目力士に稽古をつけてもらっているといい、着々と実力と経験を積んできている。「自信とかじゃなくてとにかくやるだけ」と力強く語った。