宮城野親方(38=元横綱白鵬)が、少年相撲の世界大会「白鵬杯」の第14回大会を、2月12日に東京・両国国技館で開催すると発表した。ウクライナなど世界10カ国から、約1100人が参加予定。元日に能登半島地震が起きた北陸地方からは10チームが参加予定で、そのうち特に被害の大きかった地域の2チームは、招待する形で交通費や宿泊費などを大会側が負担予定。残る北陸地方の8チームも、費用の一部を大会側が負担予定だという。

コロナ禍で一時は参加国や人数が減少していたが、それ以前と同等の出場国、参加人数に戻った。宮城野親方は「コロナ禍の3年を経て、ようやく元に戻った。待ちに待っていた。楽しみにしている子どもたちが元気になって、ふるさとに戻ってくれれば」と、大会の盛り上がりに期待した。

当日は、昨年大人気だったテレビドラマ「VINVANT(ヴィヴァン)」に出演し、一躍知名度が上がった元伊勢ケ浜部屋幕下力士の富栄ドラムも、特別ゲストとして来場を予定している。会場では能登半島地震の被災者に向けた募金活動を行う予定。現時点で、ドラムも募金活動に協力予定だという。

白鵬杯出場者は、前頭の阿武咲、大の里らがいる。今後も参加した多くの子どもが、将来の大相撲を盛り上げる可能性は十分。宮城野親方は「毎年、外(海外)では相撲人気は高くなっているけど、入門者は減っている。その中で、白鵬杯を10年以上続けてきたことで、ようやく花が咲き始めている」と、将来力士を目指す子どもが増えたり、相撲の競技人口が拡大したりと、一段と普及することを願っていた。