大相撲の元伊勢ケ浜部屋幕下力士で俳優の富栄ドラム(31)が12日、東京・両国国技館で行われた「第14回白鵬杯」に登場した。

初めて土俵周りで審判を担うなど大役を務め上げ、大会を盛り上げた。オファーを受けたのは1カ月ほど前。元横綱白鵬の宮城野親方が主催する大会の特別ゲストという重役で、しかも会場は両国国技館。真剣勝負に挑む小中学生たちの熱量に触れ「本当に胸を打たれました。立ち合いで当たってみたくなりました」と久々に相撲を取りたくなった。

21年3月に引退後、俳優に転身。昨秋にTBS系ドラマ「VIVANT」でドラム役を好演し、知名度は急上昇した。現役時代は伊勢ケ浜部屋で照ノ富士らの付け人を務め、現在も交流が続いている。

先の初場所で復活優勝を果たした横綱照ノ富士について、並み外れた精神力を力説。尊敬する横綱の背中を見習って、「自分もこれからいろんな壁にぶつかると思うんですけど、めげるんじゃなくて、横綱みたいに乗り越えていく。そんな精神力を身につけたいです」と誓った。【平山連】