十両は西6枚目の若隆景(29=荒汐)が対馬洋(30=境川)を下して14勝1敗で優勝した。立ち合いで左に動き、バランスを崩した相手を押し出した。

「とりあえずほっとしています」と15日間の緊張から解き放たれた安堵(あんど)感を漂わせた。先場所は初日から7連勝も、中日からは2勝6敗と苦しんだ。今場所前は稽古量を増やして、15日間通して、力を発揮できるスタミナを養った。

「しっかり15日間、集中力を切らさず相撲が取れた」と先場所の反省をいかした。関脇だった昨年春場所に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負って、幕下まで陥落。今場所の優勝で昨年夏場所以来の幕内復帰は確実になった。「楽しみです。体も少しずつ良くなってきている。もっともっと稽古して自分らしい相撲を取っていきたい」と「大関候補」復活に手応えを得ていた。

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