大相撲の関脇霧島(28=音羽山)が10日、名古屋市の佐渡ケ嶽部屋に出稽古し、大関復帰に向けて復調を印象づけた。同じく出稽古に来た関脇大の里、小結大栄翔らと精力的に稽古し、計15番で8勝7敗だった。
大の里には2勝4敗だったが、勝った2番はいずれも、前まわしを引き、頭をつけて一気に寄り切りと持ち味を発揮。勝敗以上に状態の良さを印象づけた。「体の動きも良くなってきた」と、手応えを口にした。名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)は「みんなに優勝のチャンスがある。自分も3度目の優勝を目指すつもりでやる」と、力を込めて話した。
かど番だった5月の夏場所は、首痛で途中休場し、大関から陥落した。この日は立ち合いで頭から当たる相撲も目立ち「だいぶ当たることができるようになってきた。もともと頭から当たる相撲だから」と、首痛再発の恐怖心からも抜け出した様子。「初日も近いので、体のことも考えながら仕上げていきたい」。名古屋場所で10勝すれば大関返り咲き。もともとスロースターターで、特に直近2場所はともに、序盤戦を1勝4敗と出遅れていただけに、初日から万全の状態で臨むつもりだ。

