関脇大の里(24=二所ノ関)が“先場所の借り”を返して5連勝を飾った。
過去1勝1敗の隆の勝に厳しい攻めで完勝した。立ち合いは勢いよく当たり、左からおっつけながら右をさし込む。隆の勝は何とか回り込もうとするがさせない。強烈な圧をかけ続けて最後は押し出した。
隆の勝には先場所、千秋楽で対戦して敗れた。2場所連続の2桁白星がかかっていたがならず、隆の勝は優勝決定戦まで進んだ。先場所の悔しさを持って臨む今場所。まずは1つの壁を取り払った。
序盤で星を落とすことも多かったが、初日から6連勝した今年春場所以来の連勝。「(場所の)入りが大事」と話していたが、最高の序盤戦となった。
恵まれた体を生かした前に出る圧力に、精神的な落ち着きも備わってきた。大関昇進の目安は三役で直前3場所の合計33勝。12勝→9勝の大の里は12勝が必要な星勘定。数字だけでいえばあと7勝だが、大の里は目の前の相撲だけに集中していく。

