大相撲の新横綱豊昇龍(25=立浪)が2日、千葉・成田山新勝寺で行われた節分会に登場した。
大関大の里、前頭遠藤、御嶽海、高安も豆まきに参加。NHK大河ドラマ「べらぼう」に主演する横浜流星や小芝風花、安田顕、宮沢氷魚らと特設舞台で“共演”した。場内アナウンスで「横綱、豊昇龍関でございます」と紹介され、大きな拍手に手を振って応えた。横綱昇進を祝福する声援も飛び交った。
1年前は大関としてこの地を訪れており、「新横綱として来られて自分もうれしい。お客さんも喜んでくれているかな」と笑顔。「良い1年になるように」との思いも込め、「福は内」のかけ声に合わせて豪快に豆をまいた。
1月の初場所で優勝して横綱昇進を果たした。同月31日には東京・明治神宮で奉納土俵入り。前日1日に行われた元幕内徳勝龍(千田川親方)の引退相撲では両国国技館で土俵入りし、新横綱として相撲を取った。
この日は千葉に向かう直前、移転した高砂部屋(東京都墨田区)の部屋開きに出席。叔父の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジさんの姿を「目の前に」して土俵入りした。会話する時間はなかったそうだが、叔父にゆかりのある部屋で土俵入りを行い「うれしい」と実感をこめた。
千葉で豆まきを終えたあとは、すぐに埼玉へ。初場所千秋楽のあとも横綱昇進に伴う儀式などが重なり、忙しい毎日を送る。「ちょっと休みたい。明日は休み」。看板力士は久々の休日を心待ちにしつつ、次なる目的地へと向かった。【奥岡幹浩】

