元幕内の人気力士、西幕下30枚目の炎鵬が4連勝で勝ち越しを決めた。同じく無敗だった東幕下34枚目の天道山を上手出し投げで退けた。体格で上回る相手に前に出られたが、タイミング良く上手出し投げを放った。

土俵際での攻防にも余裕を持って対応。「稽古でもよく、ああいうことがある。相撲は良くなかったけれど、体が動いてくれた」とうなずいた。

ストレートで勝ち越しを決めたが、「危機感がある」とも口にする。「白星がついてきているとはいえ、相撲の内容的にはよくない。結果として勝っていることだけが救い。そこはポジティブに考えたい」と冷静に自己分析した。

首の大けがから復帰後、これで5場所連続で勝ち越しとした。さらなる番付アップが期待される中で、「もっともっと上にいけば、強い相手と対戦することになる。そうなるといまのままでは…。もっとしっかり調整したい」。先々を見据えて視線を上げた。【奥岡幹浩】