初の綱とりに挑む大関大の里(24=二所ノ関)が、進化を見せて11連勝。2敗で追うのは横綱豊昇龍(25=立浪)1人だけとなった。

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ヒヤリとする場面はあった。豊昇龍は伯桜鵬の当たりを受け止め、引いて呼び込んでしまう。左に動いて逃れ、左足が西の徳俵にかかった。右上手を取ろうとすると、相手は腰から落ちた。勝負結果は「腰砕け」。追い詰められながらも素早く対応し、相手の足の運びを狂わせた。「危なかったけど、そこで慌てず、落ち着いて残れて、集中したのが良かった」と振り返った。

初めて結びの一番に臨む伯桜鵬とは格が違う。「また次の名古屋でも対戦すると思う。楽しみにしてる。まだ若いし…ってオレが言うのもなんだけど」と25歳の横綱が21歳の新鋭を気遣った。これで2敗を守り、全勝の大の里を追う1番手になった。「そこはあまり意識せず、集中していきたい」。金星2個を配給し、追い詰められた序盤戦から一転、7連勝で立て直してきた。

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