東十両6枚目の日翔志(27=追手風)が、5勝目(8敗)を挙げた。元幕内の実力者、宝富士と対戦。相手得意の左差しを徹底的に封じて押し出した。

「この1番はでかい」と話したとおり、負け越しが決まっているものの、少しでも番付を維持しておくためには貴重な白星だ。

2日目の錦富士戦で右目付近を強打し、4針縫った。猛烈に腫れ上がり、一時はばんそうこうでまぶたの上下をこじ開けないと前が見えなかった。あれから11日が経過し、少しずつ腫れが引いてきた。2日前に抜糸できた。

それでも患部には血がたまり、針を刺して血抜きをしてもしぼりきれないという。涙袋のあたりは、両目とも内出血が残るが「男前になりました」と冗談を言うほど前向き。眼窩(がんか)底骨折の可能性が残るが、休場せずに体を張る。「今日みたいに前へ前へ。応援してくれる人のためにも頑張りたい」と話していた。【佐々木一郎】

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