新十両として臨んだ今月の大相撲夏場所の12日目に、左手を骨折した三田(23=二子山)が、無事に手術を終え、次の名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)も出場の意向と明かした。29日、東京・両国国技館で行われた相撲教習所の卒業式に出席。左手にはグルグルと包帯が巻かれた痛々しい姿ながら「名古屋には間に合います」と、力強く話した。

夏場所12日目の今月22日、風賢央戦で受傷した。ケガした12日目で勝ち越しとしなる8勝目を挙げており、翌13日目から「左第4中手骨骨折」の診断書を提出して休場。新十両場所は8勝5敗2休で、来場所は番付を上げることになる。

師匠の二子山親方(元大関雅山)によると、すでに26日に済ませた手術は成功した。三田は「骨が真っ二つに折れちゃったので、それをネジとプレート、ギプスで止めている状態」と説明した。「曲げたら痛い」と、痛みが完全になくなっているわけではないが、来週から四股など下半身強化を中心に稽古を再開する予定。各部屋とも稽古が本格化する、名古屋場所の番付発表が行われる6月30日以降には「相撲を取る稽古を再開できたら」と話し、早期回復を願っていた。【高田文太】