東序ノ口21枚目の豪正龍(23=武隈)が、7戦全勝で序ノ口優勝を果たした。
西序ノ口の富士の輝(27=尾上)と対戦し、後ろもたれで勝利。腕をたぐられて背後を取られたが、土俵際であきらめず、背中で押した。2人とも土俵下にもつれるように落ち、行司軍配は富士の輝。物言いが付き、協議の結果、行司軍配差し違えで優勝が決まった。
「自分より相手を先に出したつもりだった。物言いがついて、取り直しか勝ちだと思っていました」。思わぬ展開になったが、落ち着いた対処で白星につなげた。「今日で絶対に決めようと思っていました。(優勝は)うれしいです」と話した。
自己最高位は西三段目73枚目。1年前の九州場所前の稽古で右膝を負傷し、番付外まで陥落した。秋場所の前相撲で再出世し、今場所は序ノ口で復帰していた。
「去年、押し込まれてケガをした。押し込まれたらケガをするので、前に攻めようと思いました」。まだ痛みは残るものの、しっかり結果を残した。「弟弟子だったり、高校(埼玉栄高)の後輩に追いつけるようにしたい」と今後を見据えた。

