西十両4枚目の尊富士(26=伊勢ケ浜)が、2勝1敗と白星を先行させた。

同東6枚目の日翔志(28=追手風)に立ち合いでもろ差しになりかけたが、右四つに組み、左上手をつかんで、動きを止めずに前に出て寄り切り。それでも「両方差されたっすね。しっかり前には、出られました。まだ課題が残りますね」と反省。プロ野球の巨人ファンで、WBCの日本戦を観戦中。この日も、チェコ戦に向けて「見ますよ」とにっこりだ。

初日に輝に敗れて黒星発進となった翌日には、師匠のカツも入った。

前頭伯乃富士への暴力行為で、今場所休場の暫定措置を受けながら、部屋での指導は許可されている師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)に「何のために稽古してきたんだ。それを出せ」と厳しく指摘された。

その言葉を受けてから、これで連勝となった。序盤3日目を終えて「まだまだですね」と、原点である立ち合いの鋭さを磨いていく構え。

この日はけいこ場の様子について「あまり変わらないです。自分がやるべきことをやるだけなので」と口にしていた。【益田一弘】

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