[ 2014年7月10日14時27分 ]<W杯:オランダ0(2PK4)0アルゼンチン>◇準決勝◇9日◇サンパウロ

 アルゼンチン(FIFAランク5位)が0-0からのPK戦の末にオランダ(同15位)を破り、準優勝だった90年大会以来24年ぶりの決勝進出を決めた。

 前日のブラジル惨敗の影響からか、両チームともに慎重な展開。0-0のまま90分を終了し、延長でもゴールがなかった。PK戦ではGKロメロがオランダを2本止め、アルゼンチンは全員が決めた。

 アルゼンチンは86年大会以来28年ぶりの優勝を懸け、13日(日本時間14日)の決勝でドイツと対戦する。オランダは12日(日本時間13日)の3位決定戦でブラジルと対戦する。

 試合は前半、アルゼンチンがセットプレーでチャンスを作った。15分にメッシがエリア手前右の得意の位置でFKを蹴ったが、枠をとらえられず。19分過ぎから立て続けに3度のCKがあったものの、決定的な場面は作れなかった。44分にはメッシがドリブル突破をマルティンスインディにファウルで止められるなど、徹底マークに苦しんだ。

 前半はシュート1本だったオランダも、後半に入って何度かゴール前に迫った。29分、右サイドのヤンマートからクロスが入り、ファンペルシーがオーバーヘッドキックでシュートも、これはオフサイド判定。46分にはスナイダーのヒールパスからロッベンがエリア内に抜け出しシュートも、アルゼンチンのマスケラーノにクリアされた。

 延長に入ると両チームともに疲れが見えた。延長後半12分、アルゼンチンは数少ないチャンス。右サイドからメッシがゴールラインぎりぎりで右足クロスを上げ、ファーサイドのロドリゲスがダイレクトボレーで打ったがGKシレッセンにキャッチされた。

 両チームともに延長で3人の交代枠を使い切り、オランダは前戦のコスタリカ戦のようにPK戦用GKクルルを投入できず。結局GKシレッセンは1本も止められず、アルゼンチンのGKロメロは1人目と3人目をセーブして勝利をものにした。【PK戦】オランダ(先)=フラール×、ロッベン○、スナイダー×、カイト○アルゼンチン=メッシ○、ガライ○、アグエロ○、ロドリゲス○