乃木坂46奥田いろは(19)が、今日8日から上演されるミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」(東京・明治座ほか)に出演する。18世紀末のフランスに生きる人々の革命と愛を描いた大作ミュージカル。ヒロインのオランプ役を務める熱い意気込みや、この1年で起こった“革命的”な心境の変化を明かした。【玉利朱音】
■恋に落ちる侍女
18世紀末のフランスで革命に運命をほんろうされる人々を描くフレンチロックミュージカル。奥田は主人公の農民ロナンと恋に落ちる侍女のオランプを、元宝塚歌劇団星風まどか(28)とダブルキャストで演じる。「大きな挑戦だと思っています。今では当たり前に思う愛や自由が当たり前でない時代に、当時を生きる人々がそれらを命がけで手にしようとするメッセージ性のある物語です」と語った。
過去には神田沙也加さん、夢咲ねね(40)が演じてきた大役。実年齢ゆえの“幼さ”が出ないよう話し方や声色、所作など特に気をつけているという。「まどちゃん(星風)にはすごくお世話になっていて、王室で働く人の所作やお辞儀の仕方などをたくさん教えていただきました。本当にお姉ちゃんみたいで、すごくかわいがってくださるんです」と頬を緩めた。
■昨年ジュリエット
昨年の「ロミオ&ジュリエット」では、舞台初挑戦ながらヒロインのジュリエットを好演。同作に続き「1789」でも演出家、小池修一郎氏からの指導を受けながら稽古に臨んだ。
「ロミオ-」の稽古場では、小池氏に初めて褒められた日を“記念日”としてカレンダーに記入していたという。今回も「前より褒めてくださる回数が増えたと思います。たまにぽろっと『1年前とは見違えたよ』などと言ってくださるとすごくうれしいんです。今回も(カレンダーに)書いてます(笑い)」。
自身の中でも昨年からの変化を感じている。「以前はご指導いただいたことを理解できても表現できないことが多かったですが、今回は自分の中でかみ砕いて『あ、これか!』って表に出すことができるようになってきたと思います。引き出しが増えた気がします!」と笑顔を見せた。
■怒られてもいい
昨年はグループでもアンダーライブの座長を経験し、初の選抜入りも果たすなど充実の1年を過ごした。自身の心境にも“革命的”な変化があったという。
「以前は『こうしたらダメだろう』みたいに自分で自分を拘束してしまったり、気を使いすぎていた部分もあったんです」と回想。「この1年でグループ以外の活動でもいろんな方と接して、その場に合った立ち居振る舞いなどたくさん学ばせていただきましたし、先輩の柴田柚菜さんからも『案外、マイペースでもいいんだよ』と言っていただいたんです」と明かした。
座長を務めた36枚目シングルのアンダーライブでは“自由さ”を意識。「やりたいことを提案してみたり『怒られてもいいからこう動いてみよう』と挑戦してみたんです。意外と『それいいじゃん』と受け入れてもらえたりして、今まで自分で自分のことを小さいかごに閉じ込めていたんだと気付きました」と話した。
グループ活動とミュージカル、両方の経験を糧にさらなる飛躍を目指す。「舞台もですし、映像系のお芝居にも興味があります。いろんなことに挑戦していきたいです!」。自由を手にした奥田いろはは、さらなる輝きを増していく。
◆奥田(おくだ)いろは 2005年(平17)8月20日、千葉県生まれ。22年2月加入の5期生。24年の「ロミオ&ジュリエット」でヒロインのジュリエット役。最近の趣味は料理。157センチ。血液型A。








