4人組ロックバンドGLAYの20周年記念ツアーの追加公演が13日、滋賀・大津市の滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで行われ、満員のファン1800人が2時間半に渡るライブ・パフォーマンスに酔いしれた。「(最新アルバムの)『MUSIC LIFE』(ミュージック・ライフ)から懐かしい曲まで歌うので、今のGLAYを感じてもらえたら」とボーカルのTERU。オープニングMCでは「ここをびわ湖と呼ぶか、滋賀と呼ぶか、大津と呼ぶか」とファンに問い掛け「3つとも言うわ」。3年ぶりに帰って来た会場を沸かせた。

 ライブ中盤、TERUは「20年間は長い道のりだったような、短かったような。思い返せば色んなシーンが浮かぶ」と活動を振り返り、「音楽は自分たちの生活から生まれて来るもの。(デビュー)当時、小学校からの大親友であるTAKUROと寿司を食べながら、話を聞いてくれと。何も知らなかった僕はTAKUROの育った環境や、生きてきた過程を聞いて、そんな苦しい中を過ごして来たなら俺はTAKUROのために歌うとレコーディングした」と思い出を語り、名曲『軌跡の果て』を披露した。そして、「なかなか20年やれないよ。1年1年経つ度に、皆さんへの感謝の気持ちが増していって、このまま30周年迎えたらどうなるんだろうと、思うくらいに感謝の気持ちでいっぱいです。ここまで連れてきてくれて、ありがとう。デビュー当時はどうなるか分からなくて、未来とか夢とかボヤッとしていて。ただ一生懸命プロという世界で戦っていくしかなくて。でも、いつも僕らの背中を押してくれた曲があります」と曲振りし、ヒット曲「生きていく強さ」を熱唱すると、会場はこの日1番の盛り上がりを見せた。

 アンコールのMCでは、ギターHISASHIが愛犬への溺愛ぶりを吐露。「今まで猫アレルギーの猫好きで通っていたけど、俺チワワ飼っていて。もうこんな(GLAYの)メンバーに会いたくないわ! (ペットの)くぅちゃんに会いたいわ! チワワシックなんだよ」と話し、会場を笑わせた。

 リーダーTAKUROは、東京ドーム公演について触れ、「出オチというか、出て来た瞬間に大爆笑されるような登場です。制作費の9割を使いました。ティッシュを用意して下さい。涙なしには見られない」と、入魂のオープニングを予告した。

 52枚目の新シングル『HEROES/微熱■girlサマー/つづれ織り~so far and yet so close~』(25日発売予定)など22曲を歌い切り、「またびわ湖ホールに帰って来ます。その日まで、行って来ま~す!」とコールすると、会場から「行ってらっしゃ~い!」とファンお馴染みのレスポンスで公演を締めくくった。

 GLAYはツアー最終日にあたる5月30、31日に、05年3月以来10年ぶりとなる東京ドーム公演を行う。

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