助演女優賞は「この世界の片隅に」の、すみ役などを演じた、潘めぐみが受賞した。

 潘は母であり声優の潘恵子に、壇上から感謝のメッセージを送った。

 壇の下であいさつする時に、足がガクガクと震えてしまって、皆さんにおじぎが出来なかった。助演という形でいただいたのは光栄ですし、何より私事ですが誰かの力、支えになりたい、誰かの気持ちを動かす、きっかけになれないかと声のお仕事を志しました。光栄な賞をいただけたのも出会えた作品、役、全ての方のおかげだと思っておりますし、私を生んでくれた、そして、この世界に背中を押してくれた同じ職業をしている母にも、この場を借りて…感謝の気持ちを伝えさせていただけたらと思います。

 潘は涙もろく、舞台あいさつなどで大粒の涙を流すことが少なくない。この日も、母のことを語った時に涙がこぼれ落ちそうになったが、こらえ、最後まで涙は流さなかった。11年の声優デビューから6年…大人の階段を上る潘が、成長した姿を見せた。【村上幸将】