V6岡田准一(37)が27日、TOHOシネマズ日比谷で、主演映画「散り椿」(木村大作監督、9月28日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。

カメラマンとして活躍する木村氏が3作目にして初の時代劇のメガホンを取った。オール富山ロケが敢行された。

79歳の木村監督は「僕に近い年齢の人がいない! 若いということは、映画の宣伝をよろしくお願いしたいと思います! あんた、うなずいてるけど分かってるね?」と観客に呼びかけて、笑いを誘った。

さらに「80歳を過ぎてもやりたい」と語り、「多くの人が見に来れば、次の企画が通りやすくなる。コケてしまったら僕の一生は終わりです」と、切実な事情を訴えかけた。

また監督は「(岡田が主演した、昨年公開の)『関ヶ原』は、馬は15頭しか走ってないんです。『散り椿』は16頭走ってるんですよ。1頭、高いんですよ~」と“『関ヶ原』越え”をアピール。岡田も「監督は『関ヶ原には勝つ』とおっしゃって、増やされたんです」と笑っていた。

木村監督はこの日、インスタグラムのアカウント(@chiritsubaki.daisaku)を開設した。舞台あいさつでは、初投稿用の写真を撮影。客席をバックに、役者の写真を撮影した。スマホで撮影するのは初めてといい、撮影を楽しむと「いっぱいフロー? フォロー? してくれよ! 誰もやってくれないと、恥かくからさ」と呼びかけた。

西島秀俊(47)池松壮亮(28)黒木華(28)も登壇した。