菜々緒(30)が28日、都内で、ディズニーが贈る最新アニメ映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」(リッチ・ムーア監督、来月21日公開)の来日会見に出席した。

インターネットの世界を冒険する物語で、劇中ではディズニープリンセスが勢ぞろいするほか、マーベルやピクサーなどスタジオを越えたさまざまなキャラクターが登場する。

菜々緒は新キャラクター、シャンクの日本語吹き替え版声優を務める。劇中では歌唱シーンもあり、見事な歌声を披露している。日本語吹き替え版を鑑賞したムーア監督は、菜々緒について「すばらしい。歌唱シーンは、いつでもプロデビューできるような歌声でした」と絶賛。菜々緒は「こんなにベタ褒めしていただくことがないので、うれしさと恥ずかしさと、怪しむ気持ちさえ出てきてしまっています」と恐縮し、ムーア監督は「フロム、ハート(心から思ってるよ)!」と笑顔で応じた。

菜々緒が演じるシャンクは、主人公ヴァネロペに「新しい世界に飛び込みたい」と思うきっかけを与える存在。ヴァネロペのように「新しい世界に飛び込みたい」と思ったことと聞かれた菜々緒は、「悪役を演じさせていただくことが多いので、『プリンセスをやったりしたほうがいいのかな?』と葛藤することもあるけど、あんまり来ないというのもあるし(笑い)、やっぱり私は、悪役をやっているときが一番輝くんじゃないかと思う」と“悪女宣言”で会場を沸かせた。続けて「舞台はやってみたいので、機会があればいずれ挑戦してみたい」と新たな目標を掲げた。