山口祐一郎(62)が4日、東京・シアタークリエで、主演ミュージカル「レベッカ」(5日~2月5日まで)初日前日会見に、共演の大塚千弘(32)平野綾(31)乃木坂46桜井玲香(24)と出席した。

08、10年に上演されたミュージカルの再々演。妻を亡くした上流紳士マキシムと、先妻の影に苦しめられる「わたし」を中心に展開するミステリー。

同所で10年ぶりの上演に、山口は「10年前とは骨も細胞も違うものになっている。全く違う『レベッカ』にお客さんと一緒に出会って、楽しめれば」と話した。

「わたし」を演じる大塚、平野、桜井はトリプルキャスト。この日は3人がそろいの衣装に同じメークを施して登場した。独特の雰囲気に圧された山口は「3人のエネルギーに圧倒されています」と苦笑い。「楽日まで生き残れるように頑張りたいです」と冗談を交えて意気込んだ。

初演から出演する大塚は「大人になったなと思いました(笑い)。8年たった今、同じ役を演じられるのはまれなこと。経験した分豊かに演じられたら」。平野は「新年早々ヘビーな作品」と苦笑いも、「息を抜きながらやりたい」と力を込めた。

本格ミュージカル初挑戦の桜井は「皆さんに助けていただきながら踏ん張っています。この期間に成長できるように頑張りたい」。キャストのサポートを受けながら舞台に臨んでいるといい「すてきな皆さんばかりで、初めてのミュージカルが『レベッカ』でよかったです」と共演陣に感謝した。