乃木坂46のデビュー7周年を記念した「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」が21日、京セラドーム大阪で開幕した。24日までの全4公演で、これまで発売した全てのシングルとアルバム収録曲、計177曲を披露する。この日は3時間弱にわたって、40曲以上をパフォーマンス。ファン5万人を沸かせた。

冒頭、11年8月の1期生オーディションの映像が流れ、「11番、桜井玲香」などと、当時のオーディション番号とともに1期生が1人ずつ呼ばれた。星野みなみ(21)センターでデビュー曲「ぐるぐるカーテン」を披露。大歓声を浴びた。序盤のトークで、井上小百合(24)が「オーディションで名前を呼ばれた時を思い出して泣きそうになっちゃった」と言うと、松村沙友理(26)の目から涙が流れた。メンバーから指摘されると、「無視してください!」と照れ笑いした。

中盤、「でこぴん」を披露した後、高山一実(25)が、「乃木坂!」「高山!」などのコール&レスポンスに挑戦した。5万人との大コールを浴びると、涙を流した。「うれしくて。ずっとアイドルになりたかったから…」と喜んだ。すると、松村ももらい泣き。「今日、本当にエモいよね」と話し、新内眞衣(27)と一緒にうなずいた。

この日は、デビューから9枚目シングルまでの楽曲を中心に披露した。アンコールでは、山下美月(19)は「最近乃木坂46を好きになったという方は、聴いたことのない曲もあったと思うんです。私たち3期生も、初めてパフォーマンスさせていただく曲が多くて。皆さんにも、乃木坂の歌をもっと好きになってほしいと思います!」とアピールした。

ラストの「乃木坂46の詩」を歌唱した後、キャプテン桜井玲香(24)は「今日は40曲以上披露させていただいたんですけど、長時間、最後まで盛り上がってくださってありがとうございました。バースデーライブ、本当にいいスタートが切れたと思います」と感謝した。「残り3日間、全員で、1人もけがなく、欠けることなく、いい誕生日を迎えられるように頑張ります。よろしくお願いいたします」とあいさつし、大歓声を浴びた。