俳優新田真剣佑(22)北村匠海(21)がダブル主演を務める映画「サヨナラまでの30分」(萩原健太郎監督)が製作されることが1日、分かった。

同作で新田は物おじしない明るい性格で率先して引っ張る性格だが、1年前に亡くなったミュージシャンの宮田アキ、北村はアキと正反対の性格で人と関わるのが苦手な大学生、窪田颯太を演じる。

颯太が拾ったカセットテープが再生される30分間だけ、颯太の体の中身は死んだはずのアキになる。出会うはずのない2人をつないだカセットテープはアキが残したもの。颯太の体を借りて、アキは恋人やバンド仲間に会いに行くが、それは颯太と彼女との出会いでもあるという青春、友情、恋、そして音楽が絡む完全オリジナル物語だ。

映画やテレビで過去4作で共演する2人はプライベートでも仲が良い。そんな2人が演技だけでなく、歌唱や楽器演奏で新境地に挑む。

新田は演じるアキを「自分のバンドが大好きでいつまでもみんなと音楽をやっていたかったまっすぐな男の子」とし、「アキは突然いなくなってしまうのですが、そのアキの思いを引き継いでくれるのが、北村匠海君が演じる颯太です」と話した。「アキと颯太というキャラクターは僕たちのプライベートの性格とよく似ていて、アキは新田真剣佑、颯太は北村匠海君そのままだと思います」と話し、「今回はアキという役を北村君も演じるという不思議な設定なので、彼がどうやってアキを演じるのか今からとても楽しみです」と語った。

一方北村は颯太を「すごく冷めていて、自分に自信のない日々を過ごしている人間ですが、新田さん演じるアキと出会うことによってどんどん変わっていくキャラクターです」と説明した。「お互いにないものを持っているアキと颯太の2人の関係性が、プライベートで新田さんと過ごしている空気感とすごく近いので、本読みの段階でも演技というより、ずっと彼と会話しているような気持ちでした」と話した。

同作については、「青春を少し過ぎた20代前半の男女が、あることをきっかけに再び青春を取り戻していくというストーリーです。歌の力にもすごくエネルギーがこもっているので、見ていてパワーをもらえる映画になるのではないかと思います」とアピールした。

6月末からすでに撮影に入っており、20年の公開が予定されている。